このTV番組では、主題歌の作詞、企画構成・脚本、そしてときどき出演もしました。
自由にのびのびと制作させて頂いた今はなきスポンサーの奈良ドリームランド様にはいまでも本当に感謝しております。
ドリームキッズの大冒険は98年4月から99年11月まで神戸市のUHF局「サンテレビ」で放送していた子ども向け番組(のつもり)でした。スポンサーである「奈良ドリームランド」にて全編をロケしており、番組自体が遊園地の宣伝をかねたものとなっていました。
放映内容は、子供番組の型をまもりつつ、カラーパンダのドリちゃん、ランちゃんや、チューリップ王子、ハートマンといった斬新なキャラクターが多数登場し、奇妙な雰囲気をたたえておりました。放送開始とともに各界で大反響をよんだ、と言いたいところですが実際は分かりません。
(^^; ただ回を重ねるにつれ、個性豊かなシュールなキャラクター達が子供の心をつかんでいったことは確かなようです。
上の各コーナーを説明します。
(上段左)
①白い顔のドラキュラ。⇒ドラキュラ挨拶(41秒)
400年の眠りから目覚めたドラキュラ伯爵。「最近のこどもは挨拶もろくにできない」ことを嘆き、園内に遊びにきたお友達に電撃的に挨拶を仕掛ける。しかしいつもうっとおしい近所の酔っ払いのおっさん扱いされ、地上を羽ばたきながら走りさるのでありました。番組に欠かせない人気コーでしたが、挨拶がネタきれし、「おひさしびりです」と子供が普段使わないような挨拶まで押し付けるようになった。
(上段中)
②まちがい探し★問題編(50秒)
まちがしのくせに、動きすぎてしまう毎回放送事故のようなコーナー。
(上段右)
③まちがい探し★解答(45秒)
今だったら、クレームがきそうなシュールな解答ばかり。ちなみに問題は、出演者が毎回即興で考え、小道具は園内にまるで山菜を採るように見つけてきて撮影にしていました。
(下段左)
④本篇(7分27秒)
当時は、カラーパンダというキャラクターはなかった。もちろん顔出しもなかった。カラーパンダ+顔出し+白塗りは、現在でも他にはまだない。…時代はまだドリームキッズには追いついていない(><)
(下段中)
⑤みんなでダンス(1分15秒)
出演者は毎回当日メガホンで集めていました。雨の日は、ダンスの子供たちが3人くらいの時も
ありました。
(下段右)
⑥エンディング(1分41秒)
エンディングの撮影は本当に撮影スケジュールの最後に行いました。朝の番組のくせにすっかり夜になった時もありました。視聴者から「おそくまでご苦労さまでした」というハガキをもらった時もありました。